なぜ、疑問文や否定文になると突然、do が出てくるの?

This is chocolate.を疑問文にすると、Is this chocolate?のように動詞と主語を入れ替えて疑問文をつくります。

ところが、You like chocolate.の疑問文は、Like you chocolate?ではなく、Do you like chocolate?となり、突然Doが出てきます。これは何故でしょうか?
 実は古い英語では、一般動詞を使った文でも、疑問文を作るときには、Like you chocolate?のように、主語(S)と動詞(V)を入れ替える「VS型」が主流でした。語順を入れ替えることで、肯定文との区別をつきやすくしていたのですが、ことにbe 動詞ではなく一般動詞となると、突如として「do」が登場します。この謎を解くためには、英語の歴史を紐解く必要があります。実は古英語から近代英語までは、次のように肯定文でも「do」が使われていたのです。

You do like chocolate.

現代英語では、このような形を使用する場合、「あなたは本当にチョコレートが好きだね」と動詞のlikeを強調する表現になります。実はこのdoは1次助動詞という助動詞の1種なのです。動詞の種類については後述しますが、助動詞は、一般動詞(本動詞)とは区別されて、それ自体に語彙的な意味は持たないけれども、動詞に添えることで、その働きを助ける役割があります。参考までに、本動詞のdoは下記の例文のように、「(人が物事を)行う」という基本的な意味を持っています。

参考文
https://ameblo.jp/chiiko-english/entry-12737774070.html

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